皆さん、こんにちは。神奈川県横浜市港南区にて活動中の行政書士、近田知成です。
第80回目記事投稿となる今回は、2019年6月に上大岡オフィスタワー9階会議室にて開催された【見える事例検討会】についてご紹介したいと思います。
【見える事例検討会】は、福祉や介護に関わる多職種の方々が集い、【現場で起きている問題】の解決策や道筋を【見える事例マップ】を使い皆で模索していく【全員参加型の検討会】です。
一年に計4回(偶数月に開催だと思います。)開催され、【ケアマネジャー】、【介護福祉士】、【社会福祉士】、【作業療法士】、【理学療法士】、【医師】、【薬剤師】、【福祉用具専門相談員】・・・の方々がメンバーとして主に参加されているようです。
私自身、同業である先輩の行政書士先生にご紹介頂き初めての参加となったのですが、その場に集う多職種の方々の発するエネルギーに圧倒されっぱなしの2時間となりました。
異なる職種の方々の【専門性を含んだ】事例へのアプローチは、私が所属する各団体で教わった知識とはまた違った特色があり、拝聴していてとても刺激的でした。
取り上げられた内容については、主宰者の方々にご迷惑となりますので伏せさせていただきますが、実際に【現場において】起こっている困難事例をリアルに表していますので真に迫るものがあります。
【成年後見】の立場から、今回取り上げられた事例の解決策に何か寄与出来ることはないだろうか・・・?と自問しつつ、容易にその答えが出て来ない状況に歯がゆさを覚えたのが初参加の感想でしょうか。
それにしても、参加者の方々より発せられる【独自の専門性に由来する意見】には、それぞれに違った味がありつつも、その全てに共通して【確たる主張と積極性】が強く感じられるのには驚きでした。
そのようなポジティブな感覚がどこから来るのか・・・?帰路に就く中で頭に浮かんできた事柄の1つがそれです。
言葉にしてお伝えするには少々難しいのですが、介護福祉や医療の現場で活動されている方々には【仕事として】の責任感だけでない一種の【使命感】のようなものがあるのではないでしょうか。
【使命感】は常にその人を突き動かし【積極性を生む原動力】になります。
同じく今回初参加となった同期の先生と検討会後の話の中で交わした『人の命や生活の根幹部分を担う方々の【意識の高さ】には【使命感】みたいなものが感じられる。』というワードに、今後【成年後見】活動を行う自身に対するヒントがあるような気がしたのです。
その感覚の一端に触れることが出来た事こそが、今回私にとっての一番の収穫であったと思います。
また、今回の検討会後に開催された『懇親会』においても、初対面の方々と楽しい時間を過ごさせて頂きました。
『新たな出会いというのは本当に嬉しいものだなぁ。』と、この時間を通し身に染みてその感覚を味わっておりました。(士業というのは自由でもありながら孤独にもなりがちですので。)
【話上手】な方々はまた【聞き上手】でもあるので、恥ずかしながら私自身【身の上話】のようなものまで披露してしまい、ご無礼ではなかっただろうか・・・と今では思っている次第です。
この場にて、当日の検討会・懇親会でご挨拶差し上げました皆様、そして今回の会に誘って頂きました先輩の先生に対しまして深く御礼を申し上げます。
そして、引き続き今後も当検討会には参加していきたい思いを抱いておりますので、会場でお顔合わせした際には、何卒ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
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