前2回に引き続き、今年の1月~2月に行ってきた活動について記していきたいと思います。
③神奈川県行政書士会:南・港南支部主催【2019年春期相談会】に参加。
先月2月23日に(土)に横浜市港南区上大岡駅『ウイング上大岡3階コンコース』にて、神奈川県行政書士会南・港南支部主催【2019春期相談会】が開催され、多くのご相談者様にご来場頂きました。
関連URL:神奈川県行政書士会南港南支部 http://minami-konan.com
当日は私も相談員として参加させて頂き、1日を通じて貴重な体験を積むと共に、地域の方の様々なご質問に触れることが出来ました。
行政書士会登録以後初となる支部相談員の職とあって、開催日前数日は緊張もしましたが、相続・遺言分野の知識研鑽に努めつつ、当日までの日々を過ごしてまいりました。
今回の春期相談会を前に行われた支部相談員による事前連絡会の席にて、今現在に至るまでの相談部活動経緯や南・港南・地域の主な相談内容を確認した後の参加でしたので、自身の中でイメージは幾分出来はしましたが、今もって思えば、やはり相談員という【その場で】適切な回答をする仕事の難しさを想定しきれなかったというのが正直な感想です。
新人としてご相談の現場に立つ上で、『とにかく間違えの無い様に・・・』との気負いが先に立ち、柔軟な受け答えに欠いた部分があったようにも感じます。
今後の相談業務を行う上では、ご質問内容の把握のみに注視する事無く、お相手の表情や話し振りにも気を配れるようになれればと思います。
ご相談内容の幾つかには、1つの分野では留まらない横断的な事案もあり、仕入れる知識そのものの絶対量も大切ですが、幅広い分野への見識も必要であると実感しました。
寸暇を惜しんで常日頃から知識の仕入れを怠らず、かつ、コミュニケーション能力をも向上させていく行く事は一朝一夕にはなし得ません。
その事実を思えばこそ、この支部相談会は私にとって非常に貴重な【実践の場】であると言えます。
今後も積極的に参加できれば良いなと考えているところです。
(上記の感想にも関わるのですが)今回初めてこの支部相談員を務め、思い当たった点が1つあります。
それは、今ある支部主催の相談会は過去幾年もの開催実績がある上で成り立っており、当たり前に存在するものでは無いという事実です。
地域において継続的に開催されている行政書士の相談会は、その各地に潜在するニーズがどのような種のものであるかを知ると同時に、行政書士が対応可能な窓口となる事を街の人々にアピールする場でもあります。
その為、我々地域に密着する行政書士にとっては大切に育てていくべきイベントであり、継続開催が肝であるとも考えられます。
毎回の開催場所の選定から、提供場所管理者とのお話し合い、行政との折衝、当日使用のテーブル&備品の調達まで段取る項目は多々あり、これら下準備も繰り返しの中でノウハウとして蓄積されて来たものです。
地元の方々に認知され、継続開催の流れを作り上げる過程の幾つかでは、(支部の先輩方において)大変なご経験をされたのではないでしょうか。
私のような新人は、諸先輩方が長い月日をかけて整えて来た土壌の上で活動しているという認識を持ち、地域の中で信頼して頂ける存在になるべく活動をして行く必要があるのだと思います。
今回、無事に春期相談会を終えることができ、改めましてご来場頂きましたご相談者様と、支部の相談員として参加して下さいました先生方に御礼を申し上げたいと思います。
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